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マドリー、奇跡の逆転優勝なるか ジダンは「自分たちのやるべきことに集中する」

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 レアル・マドリーは14日、リーガ・エスパニョーラ最終節のアウェーでのデポルティボ戦に臨む。優勝争いに決着のつく一戦に向けて、ジネディーヌ・ジダン監督は自分たちの試合に集中する姿勢を強調している。

 首位バルセロナと1ポイント差の2位で最終節を迎えたマドリーは、逆転優勝を成し遂げるためにまずはデポルティボを下して勝ち点3を加えるしかない。試合に向けてジダン監督が次のように語ったとしてスペインメディアが伝えている。

「良い形で試合に入らなければならない。アウェーなので難しい試合にはなるだろう。デポルは良いチームであり、サッカーのやり方を分かっている。ホームのファンの前で、最高の形でシーズンを終えたいはずだ」

「いつもと同じように、難しい試合になると理解した上で、自分たちのやるべきことに集中したいと思う。最初の1分から最後まで集中していれば戦えるだろうし、試合に勝つこともできるだろう」

 バルセロナと対戦するグラナダはすでに残留を決めて目標のない状態となっており、最終節に臨む上でのモチベーションを疑問視する見方もある。

「それは私の立ち入る話ではない。私が言えるのは、我々が何をするかということだけだ。最後の決勝戦を残すのみであり、勝ち点3を獲得できるようにベストを尽くさなければならない。それ以外のことは頭にない」

 今季途中で苦戦を強いられていたチームを引き継ぎ、チャンピオンズリーグ決勝進出に加えてリーガでも最終節まで優勝を争う状況に持ち込んだジダン監督は、すでに来季の続投にふさわしい結果を出したと言えるのだろうか。

「自分が何かを勝ち取ったかどうかは分からない。大事なのは我々全員、特に選手たちがやってきた仕事だ。それこそが最も重要だ。色々と疑問は持たれていたが、続けることができると思えるような何かを勝ち取ったわけではない」

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