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10年在籍したアーセナルと別れ…ロシツキー「さよならを言うのはすごく辛い」

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 今季限りで退団するMFトマシュ・ロシツキーが、アーセナルを離れるのは辛いと語った。クラブ公式サイトがロシツキーのコメントを伝えている。

 06年5月にドルトムントからアーセナルに加入したロシツキー。怪我に苦しみ、今季はプレミアリーグの出場はなく、今季限りでアーセナルと契約が満了するMFミケル・アルテタ、MFマシュー・フラミニと共に退団することが決まった。在籍した10年間では公式戦246試合に出場し、28得点をマークしている。

 15日にエミレーツ・スタジアムで行われた今季最終節アストン・ビラ戦の試合後にセレモニーが行われ、ロシツキーは笑顔でチームメイトと言葉をかわし、サポーターの声援に応えた。「最後のセレモニーでのファンのみんなは本当に最高だった。10年間過ごしたクラブに『さよなら』を言うのはすごく辛いことだ。クラブの全員と顔見知りだからね」と別れを惜しんだ。

 また、在籍した10年で多くの選手たちが成長していく姿を見てきた。「僕がここへ来てから、全てのイングランド人選手は僕と一緒に成長してきた。彼らのほとんどは16歳の頃から知っている。ジャック(・ウィルシャー)やセオ(・ウォルコット)、その他大勢の選手をね」と目を細める。「彼らの成長や教育に影響を与えられたことを誇りに思ってる」とこれからのアーセナルを背負う選手たちの成長を期待した。

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