マンチェスター・ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督が、チームディレクター職に“昇格”すると報じられた。ジョゼ・モウリーニョ監督招聘のための措置だ。

　ユナイテッドは現在フリーの立場にあるモウリーニョ監督の招聘を目指している。ただ現在率いるファン・ハール監督とは来年夏までの契約を残しており、自身も続投に意欲を示していた。

　ただクラブはモウリーニョ監督を招聘できるチャンスは滅多にないと考えており、今季5位でチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場権を逃したことも監督交代の口実になっている。

　英『サン』によると、そこで浮上しているのが、ファン・ハール監督のチームディレクターへの昇格だという。今季は望ましい結果が得られなかったものの、エド・ウッドワード副会長はまだ、ファン・ハール監督のサッカーの知識をクラブ側に役立てたいとしており、同時にモウリーニョ監督招聘の悲願も叶うと考えているという。

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