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DFBポカール制覇で有終の美…男泣きのペップ「寂しくなる」

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[5.21 DFBポカール決勝 バイエルン0-0(PK4-3)ドルトムント]

 バイエルンでの最後の試合を終えたジョゼップ・グアルディオラ監督は、有終の美を飾って感激し、「私の選手たちに会えなくなり、寂しくなるだろう」と涙を流した。クラブ公式サイトが伝えている。

 前人未到のブンデスリーガ4連覇を達成し、2シーズンぶりの国内2冠を目指すバイエルンは、来季からマンチェスター・シティを率いるグアルディオラ監督にとってのラストゲームとなった。宿敵ドルトムントとのDFBポカール(ドイツ国内杯)決勝はお互いにチャンスをいかせずにスコアレスのままPK戦に突入した。

 後攻のバイエルンは3人目のDFヨシュア・キミッヒがGKロマン・ビュルキに止められたが、残り4人が全員成功し、4-3でPK戦を制した。有終の美を飾ったグアルディオラ監督は「ドルトムントにもチャンスはあったが、我々も好機を作り出した。最後はみんな疲れが出ていた。PK戦ではあらゆることが起こりうる。大変満足している。我々は非常に優れたチーム相手に勝利した」とバイエルンでの最終戦を振り返った。

 2013年6月にバイエルンの監督に就任したグアルディオラ監督は在籍した3年間で、プンデスリーガ3回、DFBポカール2回、UEFAスーパー杯1回、クラブW杯1回と、バイエルンを7つのタイトル獲得に導いた。「ここでの3年間は素晴らしいものだった。バイエルンの未来が素晴らしいものになるように願っている。私の選手たちに会えなくなり、寂しくなるだろう」と別れを惜しみ涙した。

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