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ケイン、バーディ&ルーニーとの前線トリオに「1試合で判断は下せない」

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 イングランド代表FWハリー・ケインは、2日に行われたポルトガル戦(1-0)でFWジェイミー・バーディおよびウェイン・ルーニーとともに見せたパフォーマンスは批判の対象となるようなものではなかったと主張している。

 EURO2016に向けた最後の準備試合としてウェンブリーにポルトガルを迎え、イングランドのロイ・ホジソン監督はケインとバーディの2トップの後ろにルーニーを置く布陣を選択。3人は初めて一緒にプレーすることになった。

 だが、前半のうちに退場者を出したポルトガルに対してなかなかゴールを奪うことはできず、試合を動かすには後半終盤のDFクリス・スモーリングのゴールを待たなければならなかった。

 テストは失敗に終わったというべきだろうか?だがケインは、判断を下すのは時期尚早だと主張している。イギリスメディアが同選手の試合後のコメントを伝えた。

「僕らは一緒にプレーするよう要求されて、試合に勝つことができた。もう少しチャンスやシュートが多ければ良かったけど、そこは取り組んでいるところだ。それほど気落ちする必要はないよ。ポジティブなパフォーマンス、ポジティブな結果だったからね」

「代表チームに来ると難しいものだよ。クラブでやっているほどたくさん時間があるわけじゃない。それに対応していかなければならないんだ。一度のパフォーマンスで判断することはできないと思う」

 トルコ、オーストラリアにそれぞれ2-1の勝利を収めたのに続いて、強敵ポルトガルにも勝利。イングランドは3連勝で本大会に臨むが、決して100点満点の戦いぶりを見せたわけではない。

「まだ取り組みの途中だよ。3試合の親善試合はそのためにあったんだ。戦術であったりセットプレーであったり、そういったものを大会に向けて準備するためだ」

「何がうまく機能して、何が機能しないかを確認しようとしているところだ。それを大会に生かすためにね。(EURO初戦の)ロシア戦で監督がどういう選択をして、どういうフォーメーションを敷くのか見てみよう。僕らは今夜と同じように全力を尽くすよ」

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