パリSGは、FWズラタン・イブラヒモビッチの代役となる大物ストライカーを補強するつもりはないのだろうか。ナセル・アル・ケライフィ会長は、FWエディンソン・カバーニへの信頼を強調している。

　PSGで4年間にわたって活躍し、レジェンド的存在となったイブラヒモビッチは、この夏までとなっていた契約を延長することなく退団した。後継者となる新たな大物FWの獲得も期待されるところだが、アル・ケライフィ会長はフランス『パリジャン』のインタビューに次のように語った。

「メディアはよく見ていない印象だ。我々には強力な点取り屋がいる。カバーニは世界最高のストライカーの一人だよ」

「彼がキャリアを通して決めてきたゴールを見てみるといい。調子の良いときのカバーニは、同じポジションで最高の選手の一人だ。別の誰かを探しに行く必要があるだろうか?」

　いずれにしても、イブラヒモビッチの抜けるチームに何らかの補強を行う考えはあるようだ。新戦力に求める条件について次のように述べた。

「それもプロジェクトの変化のひとつだ。チームにさらに貢献してくれるような選手たちを獲得することになるだろう。最初は、我々のイメージを広めてくれるような選手たちを必要としていたんだ」

「そういう選手たちのおかげで、今のPSGは世界中で知られるようになっている。毎年同じだが、我々はチームをステップアップさせてくれるような選手たちを探している。クラブとユニフォームのために死ぬ気で戦う覚悟があるような選手たちが必要だ」

　レアル・マドリーFWクリスティアーノ・ロナウドやバルセロナFWネイマールのようなビッグスターの獲得に成功していない理由について尋ねられると、アル・ケライフィ会長は謎めいた返答を残している。

「メディアの言っていることは正しくはない。いつの日か我々がチャンピオンズリーグで優勝したら、そのときに秘密を明かすよ」

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