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劇的ゴールに感涙のパイェ 「感情がこみ上げてきた」

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期待に応え、プレッシャーを乗り越え、勝利をつかんだフランス

 フランス代表は10日、ユーロ2016開幕戦でルーマニアと対戦し、2-1で勝利を収めた。マン・オブ・ザ・マッチに選ばれたMFディミトリ・パイェが喜びのコメントを残している。

 ルーマニアの堅い守備に手こずったフランスは、57分にジルーのゴールで先制した後もPKで追いつかれて難しい試合になった。それでも89分、パイェのミドルシュートがゴールネットに突き刺さり、フランスが土壇場で勝利をもぎとっている。

 得点後に涙を流したパイェは、このように話した。

「ストレスとプレッシャーがあったんだ。今夜のようになるなんて事前に誰かに言われていても信じなかっただろう。得点して、感情がこみ上げてきた」

「最初の15分はちょっと控えめになってしまった。強い相手との対戦だったんだ。得点したら同点にされて…。でも、練習でも僕たちは勝てるように準備をしてきた。今は次の試合に向けて落ち着いて休み、準備をしていくことができる」

 この勝ち方は理想的だったのではないかと問われると、こう答えている。

「僕もそのことを考えていた。2点差、3点差で勝っていたら、ちょっと浮かれていたかもしれない。簡単な試合なんてないということが分かった。観客の期待は大きいけど、相手は待ち構えている。今日できる限りのベストパフォーマンスだった」

 フランスは15日の第2節でアルバニアと対戦する。

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