勝利が必要なポルトガル、エースの復活はあるのか

　22日に行われるユーロ2016グループF最終節でポルトガルと対戦するハンガリーは、引き分け以上で決勝トーナメント進出が決まる。ベルント・シュトルク監督は、相手がFWクリスティアーノ・ロナウドだけではないと強調した。

　グループFの本命と目されていたポルトガルは、ここまで2戦2分で勝利が必要な状況だ。C・ロナウドはまだ本来の力を見せておらず、第2節のオーストリア戦ではPK失敗もあった。初戦のアイスランド戦で引き分けた後は、試合後のコメントでも注目を集めている。

　勝ち点2差の首位でポルトガルとの一戦を迎えるシュトルク監督が、21日の会見で以下のように語った。

「いつでも、誰でも、C・ロナウドについて聞いてくる。私からすれば、むこうにいるワールドクラスの選手は彼一人じゃない。チャンピオンズリーグで結果を出し、チームに貢献している選手がほかにもいる」

「我々はコンパクトかつ勇敢に戦わなければいけない。恐れることはない。自分たちのスタイルに徹することだ。相手の7番についての話ではないね。彼らは最初の2試合で苦しんだが、明日の試合がタフなものになるのは明らかだ」

　11大会ぶりにユーロ本大会に出場しているハンガリー。ポルトガルを止めることができるだろうか。

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