beacon

本田途中出場もほぼボールに触れず…ミランはプレミア勢に連敗

このエントリーをはてなブックマークに追加

[8.3 IC杯 ミラン1-3チェルシー ミネアポリス]

 インターナショナルチャンピオンズ杯のアメリカラウンドで3日、日本代表MF本田圭佑の所属するミラン(イタリア)はチェルシー(イングランド)と対戦し、1-3で敗れた。本田は後半22分から途中出場した。

 同大会3試合目を迎えたミラン。初戦はバイエルンと打ち合いを演じ、PK戦で勝利。2戦目はリバプールに0-2で完敗を喫している。2試合連続のベンチスタートだった本田は、イタリアメディアの予想では先発が報じられていたが、この試合もベンチからのスタートとなった。

 先制はチェルシーだった。前半24分、左サイドからエリア内を突破したFWビクター・モーゼスのシュートはGKジャンルイジ・ドンナルンマに防がれたが、跳ね返りをMFベルトラン・トラオレが頭で押し込み、試合を動かした。

 しかしミランも前半38分、ゴール前でFKを獲得すると、MFジャコモ・ボナベントゥーラが右足を振りぬく。壁を越えたシュートはゴール左隅に吸い込まれ、同点弾になった。

 その後、チェルシーが多くの交代カードを使いながら進める。一方のミランは後半15分にようやく1人目の交代枠を使う。同22分からはFWルイス・アドリアーノに代えて本田を投入。本田は右MFに入った。しかし本田にはなかなかボールが入らない展開が続いた。

 そして後半25分に勝負を決める得点が生まれる。クロスを防ぎに行ったMFアンドレア・ポーリがエリア内でハンド。チェルシーにPKが与えられると、MFオスカルが右隅に蹴り込み、勝ち越しに成功。同42分には再びオスカルが右サイドのスルーパスで抜け出すと、右足でゴールネットを揺らし、ダメを押した。1-3で敗れたミランはリバプール戦に続くプレミア勢相手の連敗となった。


●欧州組完全ガイド
●プレミアリーグ2016-17特集
●セリエA2016-17特集

TOP