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「誰が残って誰が去るのかがはっきりと」コンテ監督、ミラン戦で選手見極め完了か

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[8.3 IC杯 ミラン1-3チェルシー ミネアポリス]

 チェルシー(イングランド)は3日、インターナショナル・チャンピオンズ杯のアメリカラウンドでミラン(イタリア)と対戦し、3-1で勝利した。クラブ公式サイトによると、試合を終えたアントニオ・コンテ監督は「考えがクリアになった」と、この一戦が選手選考への大きな判断材料となったことを明かしている。

 ミランと対戦したチェルシーは前半24分、FWビクター・モーゼスのシュートが相手GKに止められるも、跳ね返りをMFベルトラン・トラオレが頭で押し込み、先制に成功。1-1で迎えた後半25分には相手のハンドで得たPKをMFオスカルが沈め、再びリードを奪った。同42分には再びオスカルがネットを揺らし、ダメ押しの3点目。チェルシーが3-1の快勝を飾った。

 コンテ監督は試合後、2ゴールのオスカルを「彼は大切な選手。チェルシーで優勝した時は、間違いなくキープレイヤーとなっていたはずだ。いい選手だし、才能もある。もっと上手くなれるね。いい姿勢と、気持ちを感じることができた」と賞賛した。

 オスカルが指揮官に大きくアピールした一方で、“不合格”と判断されてしまった選手もいたようだ。コンテ監督は「今日は得るものが多かった。誰を残し、誰をレンタルで出し、誰を売ることになるのかを見極めるのにね。今日の試合でかなりクリアになったよ」と選手の見極めがはっきりしたと話した。

「これからロンドンに戻って、選手に関する決断を下す。プレシーズンでは26名のフィールドプレイヤーと4名のGKの計30選手を見た。あとはテストマッチ1試合を残すのみだから、決めることは決めないといけない。私はクラブ、選手にとってベストな判断をしたい。自分の考えはかなりはっきりしているが、クラブと話すことも重要だからね」

 チェルシーは今後、6日にブレーメンとのプレシーズンマッチ1試合をこなし、15日にウエスト・ハムとのプレミアリーグ開幕戦を迎える予定となっている。

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