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クロップが『サン』を拒絶した理由? マインツ戦後にほのめかす

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 ユルゲン・クロップ監督がイギリス『サン』の質問に応じない理由は、どうやら同メディアのDFデヤン・ロブレンに関する記事だったようだ。

 クロップ監督は6日、インターナショナル・チャンピオンズ・カップ(ICC)のバルセロナ戦に快勝した後の会見で、イギリスのタブロイド『サン』の記者に対して、「もうサンに対しては話さない」とコメントしていた。

 その理由について、「やがて分かるだろう」と話していたが、その翌日の会見で指揮官に質問が飛んでいる。7日にマインツとプレシーズンマッチを戦ったリバプールは、0-4で敗れた。この試合の後の会見で、『サン』について問われている。

 『サン』は、ロブレンが不倫をした妻とよりを戻すため、意図的にクロアチア代表の一員としてユーロ2016に参加しなかったと報じた。また、夫人と不倫相手の写真などを掲載している。

 この報道が『サン』を拒絶する理由かと問われたクロップ監督が、ドイツメディアの記者に対して、「私が君とはもう話さないことを望んでいるのかな(笑)」と否定せず、こう続けた。

「どんな公な人間でも、プライベートな領域があるべきだと私は考える。一般的にはそう思うはずだ」

「君たちが、そんなことはどうでもいいという考えでいるのは知っている。ただ、最高にハッピーじゃない事柄については、自分で決断を下しても良いだろう。だから決めた」

 『サン』は1989年、ヒルズボロの悲劇が起きた際に、リバプールファンが略奪行為などをしたと伝え、リバプールファンの不買運動が起きた。その後、謝罪記事が掲載されたものの、今もボイコットは継続中だ。

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