beacon

リーガ初戦を迎えるシメオネ「目標は自分たちを超えていくこと」 移籍市場については…

このエントリーをはてなブックマークに追加

 21日のリーガ・エスパニョーラ開幕節、アトレティコ・マドリーは本拠地ビセンテ・カルデロンにアラベスを迎える。前日会見に出席したディエゴ・シメオネ監督は、カルデロンでプレーする最後のシーズンの健闘を誓った。スペイン『マルカ』がアルゼンチン人指揮官のコメントを伝えている。

 アトレティコは2016-17シーズンから新スタジアムを使用する予定で、1966年からプレーしているカルデロンで試合を戦うのは今季が最後となる。シメオネ監督はカルデロンで戦う最後のシーズンの初戦に向け、次のように語った。

「今季の我々には大きな期待と興奮がある。この試合はカルデロンで戦う最後のシーズンの最初の一戦となるんだよ」

「アラベスの試合はいくつか見た。陣容は新しくなったが、監督のアイデアは明確だ。サイドから攻撃を仕掛け、ペナルティーエリア内に選手を集中させる。そして守備ではブロックを形成する」

 また今季の新戦力であるMFニコ・ガイタン、DFシメ・ブルサリコ、FWケビン・ガメイロについても触れている。

「我々はガイタンを必要としていた。チームのクオリティーを飛躍させてくれる選手だからね。彼は重要な出場時間を得るだろう。一方、ヴルサリコは自身の成長及び、フアンフランと定位置を争うためにやってきた。ガメイロはスピードがあり、また強靭だ。我々は彼という選手を生かさなくてはならない」

「今季は起用する選手を選ぶのが難しくなる。より均衡し、競争的なチームとなったからね」

 シメオネ監督は一方で、補強がまだ終了したわけではないことをほのめかした。

「陣容を完成させる時間は、もしかしたらまだ残っているのかもしれない。市場が閉鎖する最後の日まで、放出と獲得の扉は開かれているかもね」

 また今季の目標を問われると、こう返答している。

「昨季の数字を上回ること、自分たちを超えていくことにほかならない。4年半にわたって進み続けてきた道から、外れる必要なんてないんだ」

「使用するシステム?最初に敷くのは4-4-2だが、ピッチで起こっていることと対戦相手によって、常時変えていくことになる。システムの変更は容易ではないが、このチームには変えていくための選手たちが揃っている。今のアトレティコにはバリエーションをつけるための多くの選択肢があるんだよ」

●リーガ・エスパニョーラ2016-17特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP