[10.25 EFL杯4回戦 アーセナル2-0レディング]

　EFL杯は25日、4回戦の1日目を行った。アーセナルはホームでレディング(2部相当)と対戦し、2-0で勝利した。

　22日のプレミアリーグ第9節ミドルスブラ戦で連勝が6でストップしたアーセナル。巻き返しを図るチームは、MFアレックス・オクスレイド・チェンバレンやFWアレックス・イウォビ、MFモハメド・エルネニー、FWルーカス・ペレスらを起用。21歳のDFロブ・ホールディングら若手もピッチに送り込んだ。

　開始6分に右サイドからカットインしたDFカール・ジェンキンソンが決定機を作るなど、アーセナルが押し気味に試合を進める。同22分にはチェンバレンのスルーパスにL・ペレスが裏に抜け出すが、シュートまで持ち込めず、相手の粘り強い守備を崩し切れない。それでも同33分に均衡を破る。ルーズボールを拾ったチェンバレンがPA右までボールを運び、冷静に右足のシュートをファーサイドに流し込み、アーセナルが先制に成功した。

　後半に入ってもアーセナルが主導権を握る。後半25分、左サイドで得たFKからエルネニーが蹴り込んだボールをFWオリビエ・ジルがドンピシャヘッドも、相手GKのファインセーブに阻まれる。追加点を狙い、押し込み続けるアーセナルは同33分、PA右のライン際でボールをキープしたジルが後方にパス。チェンバレンが右足ダイレクトで放ったシュートが相手DFに当たってゴールネットを揺らした。

　終盤にヤープ・スタム監督が率いるレディングに反撃を受けたが、GKエミリアーノ・マルティネスのファインセーブなどでクリーンシート達成。2-0で勝利したアーセナルが準々決勝進出を決めた。

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