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シティ、首位陥落…終了間際の失点でミドルスブラと痛恨のドロー

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終了間際の痛恨失点でシティは順位を落とした

[11.5 プレミアリーグ第11節 マンチェスター・C 1-1 ミドルスブラ]

 プレミアリーグは5日、第11節を行った。マンチェスター・シティはホームでミドルスブラと対戦し、1-1で引き分けた。これにより、シティは首位陥落となった。

 前節WBA戦で公式戦6試合ぶりの勝利を手にしたシティは、1日のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)でもバルセロナから逆転勝利をおさめ、調子を上げてきている。バルセロナ戦からメンバーの変更は3人。GKクラウディオ・ブラーボ、DFガエル・クリシー、MFヘスス・ナバスがスタメンで起用された。

 立ち上がりから押し込むシティは前半24分、MFダビド・シルバのスルーパスでPA左に侵入したMFケビン・デ・ブライネが左足を振り抜くもゴール右に外れる。同35分には、右サイドで仕掛けたナバスの折り返しをシルバが左足で合わせたが、GKビクトル・バルデスに止められ、なかなかスコアを動かすことができない。

 それでも攻め続けたシティの攻撃が前半43分に実る。右サイドからデ・ブルイネが最終ラインとGKの間に絶妙なクロスを送ると、これに反応したFWセルヒオ・アグエロが右足でプッシュ。先制のゴールネットを揺らした。さらに同アディショナルタイム2分には、ナバスが強烈なシュートを放つが、これはクロスバーに嫌われた。

 後半の立ち上がりはミドルスブラが攻勢に出る。同3分、ハーフェーライン付近でFWアルバロ・ネグレド がボールを奪うと、前目に陣取っていたGKブラーボの背後を突くようなロングシュートを放つも、なんとかGKブラーボが処理する。同5分には、MFアダマ・トラオレのスルーパスでPA右に走り込んだMFアダム・フォーショーが右足を振り抜くも、飛び出したGKブラーボの好守に遭い、同点ゴールとはならなかった。

 追加点を狙いに行くシティは、後半40分に絶好のチャンスが訪れる。PA右のナバスが中央でフリーとなっていたアグエロにラストパス。アグエロが冷静に右足シュートを放ったが、枠を捉えることができなかった。すると、シティは終了間際に痛恨失点を許す。後半アディショナルタイム1分、ミドルスブラは左サイドのDFジョージ・フレンドがクロスを送ると、ファーから中央に斜めに走り込んだMFマルテン・デ・ローンがヘッドで押し込み、1-1で試合は終了した。


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