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28戦無敗で新記録樹立に迫るレアル、“ハゲワシ部隊”超越なるか

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無敗街道をひた走るレアル

 最近28試合で無敗を維持しているレアル・マドリーだが、新記録を樹立するためには厳しい日程を乗り越えなければならない。スペイン『マルカ』が伝えた。

 とにかく、勝ち点を重ね続ける。レアルはその方針で、ここまで28試合無敗を貫いてきた。そして1988-89シーズン、「キンタ・デル・ブイトレ(ハゲワシ部隊)」と呼ばれたチームが打ち立てた記録に並ぶまであと6試合と迫っている。

 現在リーガ・エスパニョーラで首位に立ち、チャンピオンズリーグで自力による首位通過の可能性を残しているレアル。依然としてプレースタイルへの批判は絶えないが、数字の上ではジネディーヌ・ジダン監督率いるチームに死角は見当たらない。

 昨季途中にジダン監督が就任して以降、レアルが敗戦したのは2度のみだ。リーガ第26節のアトレティコ・マドリーとのダービーマッチ、チャンピオンズリーグ準々決勝ファーストレグのボルフスブルク戦を除き、レアルはすべての試合で勝ち点を積み上げ続け、その間チャンピオンズリーグ優勝とUEFAスーパーカップ制覇で2つのタイトル獲得に成功した。

 しかしながら、レオ・ベーンハッカー監督率いるハゲワシ部隊が達成した34戦無敗という記録を打ち破るのは簡単ではないだろう。レアルは次節のリーガでアトレティコとのダービーマッチを迎える。そして12月3日の第14節では、敵地カンプ・ノウでのバルセロナ戦を控えているのだ。さらに、チャンピオンズリーグではスポルティング・リスボン、ドルトムントに2連勝することが至上命題となっている。グループ首位通過を決めるため、レアルはこの2試合に絶対に勝利する必要がある。

 レアルのこの記録は、4月9日のリーガ第32節エイバル戦(4-0)から始まった。かのハゲワシ部隊は1988年10月2日から無敗記録をスタートさせ、25勝9分と7か月間負けを知らずに過ごした。ジダン・マドリーはどこまで記録を伸ばせるだろうか。

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