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ニューカッスルMF、人種差別発言の容疑に対して無罪を主張

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差別的な発言をした容疑をかけられているニューカッスルMFジョンジョ・シェルビー

 ニューカッスルに所属するMFジョンジョ・シェルビーは、人種差別的な発言を理由にFA(イングランドサッカー協会)から処分の対象となる疑いをかけられていることに対して、事実無根であると主張した。

 事件が起きたとされるのは先月行われたチャンピオンシップ(イングランド2部)のニューカッスル対ウォルバーハンプトン。この試合、シェルビーの所属するニューカッスルはアウェーでウォルブスに0-2で敗れている。そしてシェルビーはウォルブスに所属するモロッコ代表選手ロマイン・サイスに対して民族や人種、国籍に基づいた侮辱的な発言をしたとして、申し立てられ、FAから容疑をかけられている。

 24歳になるシェルビーは水曜日までにこの容疑に対して応答しなければならなかったが、彼はこれを否認し、個別の事情聴取を希望した。

 この対応によって、ひとまずこの事件が結論に至るまでは、シェルビーはプレーを続けることができる。

 ニューカッスルはこの件に関して以下のような公式声明を発表している。

「ニューカッスル・ユナイテッドはジョンジョ・シェルビーが本日、FAからかけられている処分の対象となる容疑に対して無罪を主張したことを認める。この容疑は、9月17日土曜日に行われたウォルバーハンプトン・ワンダラーズとの試合で起こった事象に関連してかけられているものだ。選手はこの件についてFAに対して個別の事情聴取を希望した。クラブは結論がまとまるまで、この件についてこれ以上のコメントをすることはない」

 シェルビーはイングランド代表として6試合に出場した経験を持つが、ここ1年は代表から遠ざかっている。

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