セビージャのホルヘ・サンパオリ監督は、日本代表MF清武弘嗣に対して信頼を寄せていることを強調した。

　清武は26日のリーガ・エスパニョーラ第13節、本拠地サンチェス・ピスファンのバレンシア戦(2-1)で後半からピッチに立った。リーグ戦では9試合ぶりの出場となり、パスミスなどもあったが攻守にわたって献身的なプレーを披露している。

　試合後会見に出席したサンパオリ監督は、清武をピッチに立たせた理由をDFセルヒオ・エスクデロが負傷したためと説明。日本人代表MFのプレーには満足している様子だった。

「エスクデロが負傷したために、交代カードを切る必要が生じた。よって清武に賭けてみたんだよ。少し不安定ではあったものの、最終的には決定的な存在だった」

　この冬にレンタル移籍によってセビージャを離れるとの報道もある清武だが、サンパオリ監督は同選手への信頼を強調している。

「このチームで重要な存在になることを目指す彼を、我々は信頼し続けているよ」

---

●リーガ・エスパニョーラ2016-17特集
●欧州組完全ガイド