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バルサ、L・エンリケと契約延長せず?来季後任招へいの可能性も

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バルセロナのルイス・エンリケ監督

 バルセロナは、ルイス・エンリケ監督の後任を招へいする可能性を検討しているのかもしれない。スペイン『スポルト』が伝えている。

 来年1月1日に冬の移籍市場が開くが、バルセロナはすでに来季の補強を見据えて動いているとみられる。懸念の右サイドバックにはバレンシアDFジョアン・カンセーロを確保する方針で、クラブはすでにカンセーロの代理人と接触し、個人合意を取り付けたとされている。

 さらなる補強を敢行するために、必要不可欠なのが指揮官続投の確約である。L・エンリケ監督との現行契約は2017年6月までとなっている。ロベルト・フェルナンデスSD(スポーツディレクター)はできる限り早く指揮官との契約延長を結ぶことを希望している様子だ。

 ジョゼップ・マリア・バルトメウ会長は先日、L・エンリケ監督との契約延長に関して「4月から5月にかけて話し合う予定だ」と話していた。だが、クラブには5月まで同監督の去就を不透明のままにすることはできないという本音があるようだ。そこでロベルトSDは万一の場合に備えて後任候補に考えをめぐらせているとされる。

 バルセロナは、3月を契約延長交渉開始のリミットと捉えている模様だ。その際に重要視されるのはチームがどれほどタイトル獲得の可能性を残しているかである。2冠や3冠を視野に入れている状況と、そうではない状況ではクラブにとってもL・エンリケ監督にとっても大きな違いがある。

 フットボールにおいて、栄光と失望の差はほんのわずかだ。明暗を分けるのは勝利であり、タイトル獲得数である。L・エンリケ監督は、これまで同様その重圧と戦っていかなければいけない。

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