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メッシ、イニエスタ、ラキティッチ…バルサの主力との契約更新は2017年の課題に

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主力選手たちの契約延長という課題を2017年に持ち越したバルセロナ

 バルセロナは、主力選手たちの契約延長という課題を2017年に持ち越すこととなった。スペイン『スポルト』が報じている。

 急ぐ必要はないが、止まってはならない。バルセロナはそのポリシーを掲げ、今後もサポーターに歓喜を届けるであろう複数選手の契約更新に向けて動いている。彼らは近年チームのスタイルを確立しながらタイトルを奪冠するという使命を担ってきた。

 優れた成績を収め続けるため、そして競争的であり続けるために、バルセロナは一層の努力を払わなければいけない。クラブは今年MFハビエル・マスチェラーノ、MFセルヒオ・ブスケツ、FWルイス・スアレス、FWネイマールとの新契約締結に成功した。マスチェラーノは2019年まで、ブスケツ、スアレス、ネイマールは2021年までバルセロナに留まることになる。

 クラブが次に契約延長を行うべきはGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲン、MFイバン・ラキティッチ、MFアンドレス・イニエスタ、FWリオネル・メッシ、ルイス・エンリケ監督だ。テア・シュテーゲンとラキティッチに関しては、交渉はおおむね順調に進んでいるといわれている。

 L・エンリケ監督は今季終了時に契約が満了する。バルセロナと指揮官はシーズン終盤に話し合いの場を設ける予定とされている。一方で、メッシとイニエスタの2選手には、特別な対応が必要になるかもしれない。

 バルセロナは、メッシに市場の価格と調和した最高の年俸を準備する意向だとされている。メッシが歴史上指折りの選手であり、現在のバルセロナの中枢を担っていることに疑いの余地はない。メッシの年俸を確保するため、トップチームの全選手の年俸を顧みて、細部にまで行き届いた財政のチェックも必要になりそうだ。

 イニエスタに対しては、2015年夏にクラブを去ったMFシャビ・エルナンデス(現アルサッド)に倣った契約を用意する考えだという。それは、イニエスタが希望する限りバルセロナでプレーさせる契約だ。そして引退後には、何らかの形でクラブに携わることが契約条件に含まれるとみられている。


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