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レアル、ハメス退団騒動は収束…ジダンが選手本人と話し合い解決か

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ハメス・ロドリゲスの移籍問題にジネディーヌ・ジダン監督が動いた

 MFハメス・ロドリゲスレアル・マドリー退団騒動が、ようやく収束したようだ。ジネディーヌ・ジダン監督が選手と話し合い、解決したようだ。スペイン『マルカ』が報じた。

 今季、レアル・マドリーの24選手中20番目となる、859分間の出場機会しか得られていないハメス。先のクラブ・ワールドカップ決勝の鹿島戦でも出場機会を得られなかったことで、「レアル・マドリーにとどまるかどうかは分からない。いくつかオファーがあるから自分の将来について考えたい」と、ついに移籍を示唆する言葉を発するに至った。

 それ以降、この冬でのレアル・マドリー退団の可能性が噂され続けたハメスだが、ジダン監督が直接火消しにあたったようだ。

『マルカ』によれば、ジダン監督はクリスマスバケーション後の初練習でハメスをピッチサイドに呼び出して話し合い、「君のことを信頼している」と口にした模様。そしてレギュラーとして起用することは確約しなかったものの、今季終了までに多くの出場機会を与える意思を伝えたとのことだ。

 ジダン監督は、ハメスの発したコメントが好ましいものではなかったと考えながら、それでも同選手が失望を感じていることは理解している様子。そのために今回の話し合いで、同発言を咎めることはしなかったようだ。しかしながらMFルーカス・バスケスやMFイスコのように、守備でも汗を流すなどの献身性はしっかり求めたとされる。

 レアル・マドリーの次戦は、4日に行われるコパ・デル・レイ5回戦ファーストレグ、本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのセビージャ戦だ。L・バスケス、MFガレス・ベイルが負傷中のため、ハメスがピッチに立つ可能性は高い。『マルカ』は「騒動が収束し、ハメスがピッチの上で物語る番となった」と記している。

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