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長身FWクラウチ、今冬の移籍市場でストーク退団を意識していたことを明かす

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ストークで存在感を示す長身FWピーター・クラウチ

 プレミアリーグ第19節のチェルシー戦、第20節のワトフォード戦で2試合ゴールを決めた、ストーク・シティの元イングランド代表FWピーター・クラウチ。長身を生かした衰え知らずのポストワークで前線のターゲットマンやくさび役をこなしている同選手だが、ストークから退団寸前であったことを現地メディアの取材で明らかにしている。

「まだまだ自分はトップレベルでプレーできると思っている。ただ、出場機会に恵まれているわけではなかったからね。移籍も考えていたよ」

 現在35歳のクラウチは2011年夏からストークに在籍しているが、契約は2017年6月まで。そのうえ、昨年12月31日のチェルシー戦まで1年7か月、リーグ戦でゴールから見放されていただけに、衰えを指摘する声も浮上していた。

 今季は第18節までフル出場はなかったが、ここ3試合でクラウチはいずれもピッチに登場。直近2試合のチェルシー戦、ワトフォード戦では先発フル出場を果たし、いずれの試合でもゴールを記録。ワトフォード戦のゴールで自身のプレミアリーグ通算ゴール記録が98となり、100ゴールも眼前に控えている。

「ありがたいことに(マーク)ヒューズ監督がここ3試合で僕を起用してくれた。まだまだチャンスはあると思っているし、90分のフル出場だって問題ないさ。毎日しっかりトレーニングしているし、シーズンが終了するまで走り続けたいね」

 クラウチは今季限りでストークと契約満了になるものの、「僕はここにいられるようにこれからも頑張るよ」と述べており、新契約締結に向けてアピールすることを誓っている。


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