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終了間際のPKでチップキック選択…サンチェスのメンタルに驚くベンゲル「あまりにもクール」

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憎たらしいほどに落ち着いてPKを決めたサンチェス

 プレミアリーグの第22節が22日に各地で行われ、アーセナルはホームでバーンリーに2-1で勝利した。退場者を出し、後半アディショナルタイム3分には1-1に追いつかれたが、同8分にPKをFWアレクシス・サンチェスがチップキックで正面に決めての劇的な勝利だった。

 決勝点が生まれたのは終了間際のアディショナルタイム8分。DFローラン・コシールニーがPKを獲得した。本来のキッカーであるFWオリビエ・ジルが既に交代している状況で、ペナルティスポットへ立ったのはサンチェス。凄まじいプレッシャーのかかる場面だったが動じることなく、チップキックを正面に決めた。

 これが決勝点となり、アーセナルは2-1で勝利。しかし、大事な場面でのチップキックという選択をアーセン・ベンゲル監督は好意的に捉えなかったようで、劇的な勝ち越し弾にも大きく喜ぶことはしなかった。

 ベンゲル監督は試合後にサンチェスについて言及。「あまりにもクールすぎる。本来ならば、ジルが私たちのなかでPKの一番手だったはずだ」と言うと「彼がゴールを決めたのはたしかだし、それは祝福しなければ」と評価した。

 英『メトロ』によると、指揮官は「この試合ではなかなか2点目が獲れなかった。私たちは10人でプレーしていて、相手のプレーも良かった。最終的に欲しかった勝ち点3をもぎ取ることができた」とコメント。

「バーンリーはよく組織されていた。シンプルな戦略だったが、とても効果的だったよ。最後の最後でなんとか勝ち点3を手にすることができた」と試合全体を振り返った。

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