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吉田、マンチェスター・Uとの決勝は「とにかく勝つのみ」「クラブの歴史に名を刻む選手になる」

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吉田麻也の所属するサウサンプトンはEFL杯で決勝に進んだ

 サウサンプトンの日本代表DF吉田麻也が激闘のリバプール戦を振り返り、喜びを語った。

 サウサンプトンは25日、EFLカップ準決勝セカンドレグでリバプールと対戦。ファーストレグを1-0で制していたサウサンプトンは、この試合でもリバプールをシャットアウト。後半アディショナルタイムにはシェーン・ロングが決勝点を挙げ、1-0で勝利し、決勝進出を決めている。吉田は勝因を「点を取られなかったこと」とし、以下のように続けた。

「いやー…。嬉しいですけど、しんどかったですね、守備の時間が長くて。早く1点入れてくれれば、もっと楽になったんですけど、(ビルヒル)ファン・ダイクがいない中で、よく耐えたなと思いますし。もしかしたら見ている人には、つまらない試合だったかもしれないですけど、僕たちとしてはいっぱいいっぱいだったので。非常に強いチームで、非常に難しいスタジアムでしたしね」

 最後のところでリバプールを抑えられたのは22歳の若き相棒、ジャック・スティーブンスの存在があったと認め、「ギリギリのところで(守れました)。最後の最後で、スティーブンスとかが身体を投げ出して、いい形でシュートを打たせないとか。そういうところの小さな頑張りが、大きな結果を生み出したと思います」と話した。

 また、選手キャリアで大きなタイトルを獲得したことがない吉田は、マンチェスター・ユナイテッドとの決勝戦について「とにかく勝つのみ。内容は関係ない」と話しつつ、チームにとって大きな意味を持つ試合であることを口にしている。

「(在籍)5シーズン目で、このチームがすごく成長してきたなかで、タイトルというものが、やっぱりチームに足りないですし。この成長の過程の一つの区切りとして、タイトルを獲るというのは、僕にとっても、チームにとっても非常に大事なことですね。タイトルを獲れば、クラブの歴史に名前を刻めるので。そういう選手になりたいと思っています。非常に良いチームで、良い選手が揃っているので、このチームメイトとチームスタッフと、そういう喜びを分かち合えたらいいなと思います」


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