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引退表明全文…ランパードがチェルシーや家族へ21年分の感謝を語る「ありがとう。愛してる」

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MFフランク・ランパードが現役引退を表明

 チェルシーやウエスト・ハム、イングランド代表などで活躍したMFフランク・ランパードが、自身のインスタグラムで現役引退を発表した。

 以下が引退表明文の全文。

「21年の素晴らしい時間を過ごして、僕は今こそがプロのフットボーラーとしてのキャリアを閉じる正しい時だと感じている。

 これまでしばらくの間、僕は国内外から数多くの選手としての魅力的なオファーをもらってきた。38歳の今、僕の人生の新たな章を始めるべきだと思っている。今までに獲得してきたトロフィー、自国の代表として100試合以上に出場したこと、キャリアを通じて300ゴール以上を決められたこと、すべてを誇りに思っているよ。

 たくさんの人にありがとうと言いたい。僕にハードワークの大切さ、献身性、プロフェッショナリズムを教えてくれ、またすべてに対して、僕の価値観を与えてくれた両親に感謝している。家族のサポートは永遠に忘れない。妻のクリスティーンと2人の娘、ルナとイスラにありがとう。ピッチの外で君たちがくれたものすべてが僕を強くしてくれたんだ。愛してる。

 そしていつもそばにいてくれた友人たちやチームのみんな。素晴らしいチームメイトやコーチ、監督たち。常に僕たちのことを思って働いてくれたバックルームのスタッフにありがとう。

 僕という選手を築き上げてくれたクラブにも敬意を示したい。

 まずはウエスト・ハム。1996年に僕がデビューしたクラブだ。若かった僕を信じてくれた人々に感謝している。最近ではマンチェスター・シティやニューヨーク・シティにも。

 最後の数年、この2つのクラブでとても楽しく過ごせたんだ。シティ・フットボールグループと両クラブのファンには本当に感謝している。

 そしてもちろん、僕の心のほとんどを青く染め上げてるチェルシー。多くの素晴らしい思い出をくれたクラブだ。チャンスをくれたこと、ともに成し遂げた成功を僕は永遠に忘れないよ。13年、このクラブで過ごす間に受けた助けやサポートに、ありがとうだけでこの感謝の気持ちを伝えることは出来ない。

 いま僕が言えることは、サインをしたあの日から今まで、そして今後も、すべてのこと、すべての人に感謝し続けるってことだけだ。彼らの情熱と渇望が、僕にベストを尽くせと年々奮い立たせていったんだ。彼ら無しには僕は何も得ることができなかった。

 将来のことについては、コーチ資格の勉強の機会を与えてくれるFAに感謝を伝えたい。またこの決定で開かれたピッチ以外での活動についてもワクワクしているよ」


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