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ドルトムント、オーバメヤンの売却には消極的…最低でも84億円を要求か

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ピエール・エメリク・オーバメヤンの移籍はあるか

 ドルトムントはエースFWであるピエール・エメリク・オーバメヤンを売却する場合、最低でも7000万ユーロ(約84億円)を要求することが『Goal』の取材によって明らかになった。

 オーバメヤンは以前からレアル・マドリーへの移籍希望を公言しており、先月にも「移籍するなら今夏」と話し、クラブ首脳陣を慌てさせた。ミヒャエル・ツォルクSD(スポーツディレクター)はそういった話に言及することを止め、チャンピオンズリーグに集中することを促す騒ぎにも発展している。

 しかし、状況はそれほど差し迫ったものではないという。ドルトムントがオーバメヤンを売却するのは決して既定路線ではなく、ハンス・ヨアヒム・バツケCEOもドイツ誌『キッカー』で「オーバメヤンを売るという圧力はない。契約は2020年まで残っている。オファーが来れば話はするが、安く売るつもりはないよ」とやすやす手放すつもりはないことを強調している。

 実際にオーバメヤンが「夢のクラブ」へ行けるかどうかは、カリム・ベンゼマの去就次第とも考えられ、フランス代表FWが不調に陥れば、フロレンティーノ・ペレスらクラブ首脳陣は快足FWの説得に動き出す必要がある。一方で、ドルトムントは最低でも7000万ユーロを求めるとされ、レアル・マドリーとはいえ、27歳のFWに出す金額としては決してお得な部類ではないだろう。

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