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長友佑都がトレード候補に浮上…インテルが獲得希望するサンプドリア若手DFの交換条件に

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インテルDF長友佑都

 サンプドリアインテルに所属する日本代表のDF長友佑都の獲得に興味を示していると、ジェノバの地元紙『イル・セーコロ・XIX』が18日、報じている。

 長友は2016-17シーズン、リーグ戦16試合に出場したのみと、出場機会に恵まれずベンチを温めることが多かった。シーズン終盤はライバルのケガの影響もあり、6試合連続で先発出場を果たすなどチャンスが巡って来たものの、インパクトを残すことはできなかった。

 今月から元ローマのルチアーノ・スパレッティがインテルの指揮官に就任したが、「彼のポジションには選手が何人もいるためよく検討しなければならない」と述べ、長友の放出の可能性を示唆しており、今夏のインテル退団が濃厚となっている。

 そこで冬の移籍市場でも噂になっていたサンプドリアが再び長友の移籍先候補として挙げられている。インテルは今夏、サンプドリアのDFミラン・シュクリニアルの獲得を狙っているが、22歳のシュクリニアルの移籍金は高額なため、1500万ユーロ(約18億円)に加えてインテルから選手の譲渡が検討されているという。

 交換要員としてFWジャンルカ・カプラーリが候補に挙がっているものの、両クラブの間で見積もり額に隔たりがあり、サンプドリアはカプラーリに加え、プリマベーラの若手選手もしくは、即戦力となる長友かDFマルコ・アンドレオッリの譲渡を要求している模様。また、プレミアリーグのハルに期限付きで放出していたDFアンドレア・ラノッキアも候補に挙げられたものの、サンプドリアで過ごした2015-16シーズンのパフォーマンスのイメージが悪く、即却下されているとのこと。インテルはスパレッティ新体制でどの選手を放出するのか、今後の動向が注目されるところだ。


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