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ニース左SBのインテル加入迫る…明日にもメディカルチェック、長友佑都のライバルに

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ニースのDFダルベルト・エンリケ

 ニース(フランス)に所属するDFダルベルト・エンリケのインテル(イタリア)加入が間近に迫っている。『Goal』の取材により明らかになった。

 インテルでは昨シーズンのステファノ・ピオリ指揮下から、左サイドバックが弱点の1つとして挙げられており、今夏、移籍交渉が粘り強く進められてきた。インテルはシーズン終了直後から、ターゲットをブラジル出身のダルベルトに定めており、すでに選手とは年俸70万ユーロ(約9000万円)の5年契約で合意に至っていた。

 ただ所属先のニースは選手を高く評価しており、インテルが移籍金を当初のオファーの3倍以上となる2000万ユーロ(約26億円)に引き上げる形でようやく今週に入り、ニースの合意を得ることに成功した。

 ニースはダルベルトを重要な戦力の1人と認識しており、少なくとも2日のチャンピオンズリーグ(CL)予選3回戦のアヤックス戦まで試合に集中させる意向を示していた。インテルもこれを了承し、ダルベルトはアヤックス戦後半開始から途中出場し、ニース初となるCLグループリーグ進出に向けて貢献した。

 なお両クラブは現在、電話やメールを通じて最終調整を進めている。早ければ5日にもインテル加入へ向けてメディカルチェックが行われることになる。ダルベルトと同じく左サイドバックを主戦場とする日本代表のDF長友佑都は強力なライバルを迎えることになるが、ポジション争いを勝ち抜くことができるのか注目されるところだ。

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