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「長友佑都らは頑張ったけど…監督に適した選手の獲得を」インテルOBはSBを不安視

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定位置確保が不安視されるDF長友佑都

 現役時代にインテルやナポリなどでプレーした経験を持つベニート・カルボーネ氏が9日、イタリアのスポーツ情報サイト『ItaSportPress』のインタビューに応じ、インテルについて自身の見解を示した。

 まずカルボーネ氏は、新シーズンに向けてインテルの強みは指揮官ルチアーノ・スパレッティ監督だと断言している。

「インテルにとって最高の買い物はもちろんルチアーノ・スパレッティだ。彼にはチームを同じ目標へ向けて引っ張っていく力がある。現段階では彼が“トッププレーヤー”かな。プレシーズンを見て欲しい。(ステファン・)ヨベティッチは生まれ変わったようだ」。

 一方で今夏の補強ポイントについては、昨季から指摘されているようにサイドバックを挙げている。カルボーネ氏は日本代表のDF長友佑都ら所属選手の貢献を認めながらも、スパレッティの戦術にフィットする新たなディフェンダーの獲得が重要であると考えている。

「メルカートに関してだがサイドバックの選手が複数必要だと思う。長友、(ダニーロ・)ダンブロージオ、(ダビデ・)サントンは頑張っていたけど、スパレッティのサッカー哲学に適した選手が必要になると思う」。

 なお9日には、左サイドバックを主戦場とするブラジル出身のDFダルベルト・エンリケがニースから5年契約で加入した。新たなライバルを迎え、長友はポジション争いを勝ち抜くことができるのか、今後の活躍は注目されるところだ。

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