beacon

ユベントスが即戦力DF獲得へ…シャルケ元主将を買取OP付きで1年レンタル

このエントリーをはてなブックマークに追加

DFベネディクト・ヘーベデスがユベントスに加入した

 ユベントスは30日、シャルケに所属していたドイツ代表DFベネディクト・ヘーベデス(29)の獲得をクラブ公式サイト上で発表した。買い取りオプション付きの1年間の期限付き移籍となる。

 シャルケの下部組織出身のヘーベデスは2001年からトップチームでプレーをし、6年間主将も務めたクラブの顔でもある。ブンデスリーガで240試合に出場し、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は35試合に出場している。ドイツ代表でも44試合に出場し、ブラジルW杯優勝にも貢献した経験豊富な守備の要だ。

 しかしシャルケが迎えたドメニコ・テデスコ新監督は新体制の中で、ヘーベデスを主将から外すことを決断。ドイツ誌『キッカー』のインタビューで、ヘーベデスは移籍決断の理由として「キャプテンマークはその一つだ」と語っていた。

 ユベントスは今夏にDFレオナルド・ボヌッチミランへ移籍。DFダニエレ・ルガーニやDFメフディ・ベナティアが先発起用されていたが、主将としての経験や代表での戦いを経験している即戦力としてヘーベデスの獲得に至った。

 今後ユベントスは9月15日までに350万ユーロ(約4億5000万円)を支払う形となる。2017-18シーズンの公式戦で25試合に出場すれば買い取りオプションの使用が可能になり、その場合は2年間で1300万ユーロ(約17億円)を分割で支払うことになる。また2020年6月30日までのパフォーマンス次第では、最大300万ユーロ(約4億円)まで追加する可能性もあるという。

 背番号はMFアンドレア・ピルロやFWパウロ・ディバラ、かつてはジネディーヌ・ジダン氏(現レアル・マドリー監督)やリリアン・テュラム氏も着用してきた『21』に決まっている。

●欧州移籍情報2017-18
●セリエA2017-18特集

TOP