1日、エバートンのFWウェイン・ルーニーがマンチェスター近郊で飲酒運転により逮捕された。

　その後5日、ルーニーはエバートンの練習に復帰し、ロナルド・クーマン監督から厳重注意を受けたとイギリスメディア『ミラー』が報じている。また、クラブ関係者のルーニーに対する言葉を、同メディアは次のように伝えている。

「明らかにクーマン監督とチームスタッフは失望しているよ。彼がクラブや家族、ファンに対して今すべきことは、自身の毎日のトレーニングに打ち込む姿勢を改めて、選手として真っ当に尽力することだ」

「彼は今、批判にさらされて当然の状況にある。だけど、彼はグディソン・パークに戻ってきてから、その姿勢や態度は模範的なものだったんだ。“ドリンクドライブ”の話が出るまではね」

　また、クラブ関係者は「今、ウェインはひとまずトレーニングに集中して、土曜に控えているトッテナム戦に向けて調整している」と語り、第4節のエバートンvsトッテナムでの活躍に期待を寄せている。

　ルーニーは第4節のトッテナム戦の後、第5節には古巣マンチェスター・ユナイテッドとのアウェー戦が控えている。その翌日にルーニーは警察に出頭予定となっており、通常通りのパフォーマンスをピッチで出せるかどうか不透明な状況だ。それでもクーマン監督は飲酒運転の不祥事を起こしたルーニーをピッチに送り出すのか、その采配に注目が集まる。

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