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途中出場の宇佐美は2戦連発ならず、首位デュッセルドルフ3発快勝で3連勝

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[10.2 ブンデスリーガ2部第9節 デュッセルドルフ3-1デュースブルク]

 ブンデスリーガ2部は2日、第9節を行い、FW宇佐美貴史の所属するデュッセルドルフはホームでデュースブルクと対戦し、3-1で勝利した。前節で移籍後2ゴール目を記録した宇佐美はベンチスタートとなり、後半24分からピッチに入ったが、2戦連発とはならなかった。

 試合はいきなり動いた。デュッセルドルフは前半2分、鮮やかなワンツーの形から左サイドを猛然と縦に仕掛けたFWベニート・ラマンがクロス。迷わず飛び込んだFWロウべン・ヘニングスが強烈なジャンピングヘッドでニアサイドをぶち抜き、電光石火で先制点。その4分後の前半6分にもMFオリバー・フィンクが決め、2-0で前半を折り返した。

 後半に入ってもデュッセルドルフは攻撃の手を緩めず、同10分、ラマンがダメ押しゴール。快速に乗ったドリブル突破で左サイドを切り裂き、右足で浮かせて飛び出してきたGKを抜き、3-0に勝利を決定付けた。1点を返されたが、3-1で迎えた後半28分、ラマンに代わって宇佐美がピッチに送り込まれ、左サイドハーフの位置に入った。

 見せ場となったのは後半28分、宇佐美は左サイドからカットインしてエリア内に進入し、右足でアウトにかけたシュートを放ったが、わずかに枠を捉えられなかった。さらに後半42分、カウンターから浮き球のロングパス1本で抜け出した宇佐美はトラップでおさめて前を向くと、ペナルティーアーク内まで飛び出してきたGKと1対1の局面。決定的なチャンスだったが、GKの頭上を抜こうとしたシュートはブロックに阻まれ、惜しくもネットは揺らせなかった。

 宇佐美は限られた時間の中でしっかりとチャンスに顔を出したが、2戦連続ゴールとはならなかった。3-1で勝利したデュッセルドルフは3連勝で今季7勝1分1敗とし、首位をキープしている。

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