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ネイマール、富士山とほぼ同じ標高3640mでのプレーに不満「すべてが悪かったね」

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FWネイマールが環境面に不満

 ロシアW杯南米予選で、すでに首位通過を決めているブラジル代表は、5日に行われた敵地でのボリビア戦でスコアレスドローに終わった。FWネイマールは、ボリビアでのプレーに不満を抱えているようだ。

 この試合でブラジルは21本のシュートを放つも、高地でのプレーにも苦しめられ無得点に終わった。

 ネイマールは試合終了後、ロッカールームで同僚とともに酸素を吸入している写真を自身のインスタグラムにアップし、「とても劣悪な条件でのプレーだった。標高、ピッチ、ボールの飛び、すべてが悪かったね」とのメッセージを添え、環境面に不満を覗かせた。

 戦いの場となったラパスのスタジアムは海抜3640mにあることで知られ、日本最高峰の山である富士山(3776m)とほぼ変わらない高さにある。ブラジル代表はこの影響からか、後半途中で足が止まる場面が目立った。

 FWガブリエウ・ジェズスも、メディアに対して「こんな高い標高でプレーしたのは初めてだった。さすがに疲れたけど、残念ながらゴールを決めることはできなかった」と述べている。

 すでに南米予選でブラジルは首位通過を決めており、ボリビアは勝ち点14でW杯出場の道が絶たれている。それでも、南米の強豪国にとってボリビアでの高地決戦はいまだ鬼門となっているようだ。

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