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リーガ会長テバス「バルサがリーガからいなくなっても、失った価値は取り戻せる」

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リーガ会長がカタルーニャ州の独立について言及

 スペインプロリーグ機構ラ・リーガのハビエル・テバス会長は、カタルーニャ州がスペインからの独立を宣言をした場合、同州に拠を構えるクラブがリーガ・エスパニョーラに参加できなくなる可能性があるとの見解を示した。

 先にスペインからの分離独立を問う住民投票を強行実施したカタルーニャ州は、独立宣言への準備を進めている最中だ。テバス会長は、カタルーニャ州が独立宣言をした場合、同州のクラブがリーガに参加し続けられるかどうかは、カタルーニャサッカー連盟の動き次第と意見している。

「独立宣言が実際になされないと、どうなるかは分からない。もしそうなった場合には、リーガに所属するカタルーニャのクラブを呼び出すことになる。すぐさま関係が途切れるわけではないが、カタルーニャサッカー連盟の姿勢が鍵を握ることになるだろう。彼ら連盟とそのクラブが、スペインサッカー連盟に従い続けるかどうかとなる」

「もしカタルーニャサッカー連盟が独立を支持するならば、彼らのクラブにはスペイン国の競争から外れてもらう。法的規則は遵守しなければならないんだ」

 テバス会長はまた、バルセロナがリーガからいなくなったとしても、その損失は将来的に埋め合せられるものとの考えを述べた。

「バルサ、エスパニョールなしのリーガなど、数か月前は想像だにしなかった。しかし不幸なことに、現在はその可能性があると見ている。我々はバルセロナがいなくなることで、リーガの価値を失うことになる。が、その価値を取り戻すのに、そこまで苦労はしないだろう」

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