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引退&退団騒動のカッサーノは家でゴロゴロ…妻から苦情も「俺はサッカーをやめてない」

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自由人FWアントニオ・カッサーノ

 元イタリア代表のFWアントニオ・カッサーノが19日、イタリア『メディアセット』のテレビ番組に出演し、インタビューに応じた。

 カッサーノは1月に構想外となっていたサンプドリアを退団。7月に、今シーズンからセリエAに昇格したヴェローナへの加入を決めたが、その8日後に現役引退を表明。直後に発言を撤回したものの、結局フィーリングが合わないことを理由にわずか17日で退団した。その後、期限を9月末に設定して移籍先を模索し、オファーが届かない場合は引退すると話していた。

 カッサーノが設定した期限は過ぎたものの、カリアリやセリエBエンテッラなど希望していたクラブからのオファーは届かず、現在も無所属のままだ。カッサーノは長時間を自宅で過ごすことで、妻から不満の声が上がっていると説明する。

「オレが一日中、家にいるものだから、妻からはウザイと言われている。オレはうっとうしいタイプだし、丸一日サッカーを見ているからね」

 そしてなぜ現役でプレーを続けることをやめたのかを問われると、「オレはサッカーをやめていない。自分が幸せになれるチームへ行きたいだけだ」と述べ、1年以上実戦から遠ざかっているものの、まだ引退を決断していないことを強調した。なおカッサーノはこれまで1度だけ、幸せに思えた移籍があったことを明かしている。「インテルから真っ白の契約を提示された時は幸せだった。世界でも最高のクラブだよ」

 今年、日本代表のDF長友佑都が女優の平愛梨さんと結婚して話題となった。サッカー選手の交際相手もしくは妻に美人が多いことについて、カッサーノは持論を展開している。「ブサイクでもサッカーをやっていればイケメンに映るんだ。金持ちだからね」と述べ、選手としてのステータスが重要であると主張した。

 またバルセロナのFWリオネル・メッシをベタ褒めしている。「オレは彼に無限の愛を捧げる。彼は大気圏をも超えるような存在だからね。彼は(ディエゴ・)マラドーナよりもスゴイ選手なんだ。僕が思うにリオネルが最強選手だよ」と、アルゼンチンの英雄と比較して称賛した。
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