ドルトムントは24日に行われたDFBポカール(ドイツ国内杯)2回戦で3部のマグデブルクに5-0で圧勝。この一戦で1ゴール1アシストを決めた日本代表MF香川真司に対し、ドイツメディアは及第点の評価を与えている。

　インサイドハーフの位置で先発出場を果たした香川は、序盤から積極的に攻撃に絡み、前半はFWアンドリー・ヤルモレンコのチャンスを演出。そして79分、ショートCKから絶妙なクロスを送り込むと、DFマルク・バルトラが合わせてチーム4点目をアシストした。さらに90分にはFWマキシミリアン・フィリップとのコンビネーションからダメ押し弾を記録している。

　地元メディアでは、そんな香川のパフォーマンスに一定の評価を与えている。地元紙『ルールナハリヒテン』は「3」をつけ、「MDCCアレーナ(マグデブルクの本拠地)で最も目立ったドルトムントのミッドフィールダー。正確なパスで際どいところを突き、アディショナルタイムにはダメ押しゴールを挙げた」と寸評。なお同紙では公式戦スタメンデビューを1ゴール1アシストで飾ったFWアレクサンダー・イサク、先制点に絡み、PKを決めたヤルモレンコが「2」と最高タイとなっている。

　また『WAZ』でも香川に対する評価は「3」と及第点。寸評では「ターンしながら中盤を動き回るも、攻撃では長い間に渡って決定的な効果を発揮できず。しかし、5-0となるダメ押しゴールを決めている」と記された。『WAZ』 はイサクのプレーに「2」を与え、ここではバルトラと並ぶベストタイの評価となっている。

(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)

---

●DFBポカール2017-18特集
●海外組ガイド