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ジダン、ジローナに敗戦も選手たちを擁護「彼らのことを考えるとつらい」

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選手を擁護したレアル・マドリーのジネディーヌ・ジダン監督

 29日のリーガエスパニョーラ第10節、レアル・マドリーは敵地モンティリビでのジローナ戦を1-2で落とした。ジネディーヌ・ジダン監督は試合後、1-0でリードしていた際に追加点を得られなかったことが敗因であると述べている。

 スペイン『マルカ』と『アス』がフランス人指揮官の試合後会見でのコメントを伝えた。

「何が足りなかったか?2ゴール目だよ。前半の私たちは良かった。フットボールはディテールなんだ。彼らの最初のゴールはスローインから生まれたが、私たちは集中していなかった。これ以上騒ぎ立てる必要はない。確かに予期してはいなかったことだ。前半の私たちはとても良く、後半は悪かった。ここから立ち上がるよ」

 一方で自チームのパフォーマンスが悪ければ、悪い結果に直結するとの意見には、次のように返している。

「悪いプレーをしたいとは思っていないし、私たちは死力を尽くした。だからこそ不快に感じるんだ。パフォーマンスではなく、集中というディテールの問題なんだよ。勝ち点3を獲得できなかったが、チームは懸命にプレーしていた……。彼らの2ゴールはスローインとセカンドプレーから生まれたが、そういうことだとしか言いようがない」

「今日は勝ち点3を失った。(首位バルセロナとは)勝ち点8差だが、何を言っても状況が変わるわけではないんだ。立ち上がって、もっと良い日々を過ごし、ライバルが勝ち点を落とすことに期待するしかない」

 試合後、選手たちに何かメッセージを伝えたのだろうか。

「あとで彼らと分析をする。今は休むときだ。水曜にも試合を控えているのだから。彼らのことを考えるとつらい。敗戦には何かしらの理由があるが、努力はしていたんだよ」

「今、私が気にしているのは勝ち点3を落としたことと、勝負を決められなかったことだ。インテンシティーや意欲を欠いていた可能性は憂慮していない」

「勝負を決められなかったこと」に要因については、次のように説明している。

「私の感覚では、2ゴール目を決めるためのチャンスは手にしていた。1-0でハーフタイムを迎えたときには、相手から打撃を与えられる可能性があることを考慮しなくてはならない。今回はセカンドボールやスローインだったが、相手の良いプレーに対して集中する必要があるんだよ……。だが私たちは、少し集中を欠いていた」

「いずれにしても、次の試合のことを考えなくてはならない。私たちはここから立ち直れると考えている。リーガは先が長く、私は心配していない」
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