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「契約を延長しないだろう」C・ロナウドが4年後の退団を示唆した狙いとは?

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FWクリスティアーノ・ロナウドが4年後の退団を示唆

 1日にウェンブリーで行われたUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のトッテナムvsレアル・マドリーは、3-1でホームのトッテナムが勝利を収めた。この試合で敗れたことによって、レアルはトッテナムから勝ち点3離され、グループ2位となっている。

 この試合でチームを勝利に導くことができなかったFWクリスティアーノ・ロナウド。同選手が試合後、今後の契約についてクラブとの契約を更新しない意向を示している。

 C・ロナウドは『beIN Sports』の取材で、「マドリーではうまくやっているけど、この4年契約を更新するつもりはない」と発言。

「トッテナム戦では敗れたが、我々はまだ巻き返しの余地を残しているし、良くすることができると信じている。いろいろと変えなきゃならないね。ただ、重要なことは今の状態じゃない。シーズンが終わる時に、しっかり頂点にいることだ」

 レアルとの契約を2021年まで残しているC・ロナウドだが、今回の発言はクラブとの契約を見直すための駆け引きと見る向きもある。現在、パリSGに加入したFWネイマールが巨額のサラリーを受け取っており、7月にバルセロナと新契約を締結したFWリオネル・メッシも条件面で大幅な見直しがされたようだ。

 C・ロナウドが現在結んでいる契約は、ネイマール、メッシに比べてサラリー面で下と報じられている。先日『FIFA ザ・ベスト』に選出され、バロンドール時代から含めて、5度目の世界最優秀選手に選ばれたC・ロナウド。本人による退団示唆は、クラブ側に世界一の選手としての契約を求める狙いがあるようだ。

 2021年6月には36歳になっているC・ロナウドは、契約を更新せずに新天地を求めるのか、それともクラブと新契約を結ぶのか。レアルがどのような決断をするのか、その動向に注目が集まるところだ。

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