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観客へのキックでエブラが出場停止処分…今後さらなる重い処分が下される可能性も

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観客にキックのDFパトリス・エブラが出場停止処分

 マルセイユのDFパトリス・エブラが、クラブから処分を科せられたことが分かった。

 2日に行われたヨーロッパリーグ(EL)のグループリーグ第4節のビトーリア・ギマランイス対マルセイユの試合開始前に事件が勃発。ウォームアップ中のマルセイユの選手とサポーターが衝突し、エブラがサポーターの1人にハイキックを見舞い、キックオフ前に退場処分を命じられている。

 エブラのこの暴挙を受け、マルセイユは3日「マルセイユ会長のジャック・アンリ・エイローとパトリス・エブラは面談した。そして出場停止とすることを彼に伝えた」と、クラブが独自に選手に対して処分を課したと明らかにした。現時点で出場停止期間の詳細は明らかになっていないが、当面のところエブラは公式戦での出場が見送られるようだ。

 続けて「内部調査で、その受け入れがたい行為は選手に暴言を吐いたサポーターに対して行われたことが分かった。しかし、プロフェッショナルで経験豊富な選手であるパトリス・エブラは、この不適切な行為に関して言い訳できない。どのようなことを言われようが、挑発されようが、自制する必要があった」とサポーターが騒動の原因だったと強調するも、元フランス代表DFの行為は受け入れられるものではないと発表している。

 また、欧州サッカー連盟(UEFA)は、退場処分を受けたエブラに最低1試合の出場停止処分を科すと発表。さらに、UEFAはこの件に関する調査を行っており、同選手は今後さらなる処分を受ける可能性がある。

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