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「ゴーストのようだ」アーセナルOB、マンC戦のエジルを批判…ベンゲルの采配に疑問も

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アーセナルMFメスト・エジル

 現役時代にアーセナルで活躍したエマニュエル・プティ氏は、MFメスト・エジルマンチェスター・シティ戦でのプレーを痛烈に批判している。

 5日にエティハド・スタジアムに乗り込んだアーセナルだが、今季好調を続けるマンチェスター・シティに1-3で敗れ、早くも勝ち点差は「12」に広がった。サポーターはエジルに多くの批判を浴びせたが、プティ氏も同様にパフォーマンスに覇気がなかったと厳しい見解を示している。

 プティ氏は『パディ・パワー』に対し、「試合後にアーセン・ベンゲルは相手のほうが優れていたと認めざるを得ないだろう。しかし、前半はマンチェスター・Cを必要以上に恐れ、その結果チームは受け身に回ってしまった。それに中盤を入れ替えるべきだったように思う。エジルはピッチにいたが、ゴーストのようだった」と指揮官の采配とドイツ代表MFのパフォーマンスに苦言を呈した。

 続けて「アーセンは試合前にアーセナルはエティハドで攻撃的に挑むと言っていたが、前半は言っていたことと真逆で、いくつかの戦術的なミスがあった。特にMFフランシス・コクランのCB起用だ。リーグで1番の攻撃陣を相手に、彼を慣れないポジションで出場させたことは奇妙な采配だ」と選手起用にもミスがあったと指摘している。

 また、元フランス代表MFは、好調マンチェスター・C相手にシステムを変え過ぎたとし、「アーセンは何かを変えようとしたと思うが、はっきり言ってそれはミスだった」と指揮官を批判。しかし、ハーフタイム後にシステムを変えたことにより、その効果はすぐに表れたと話している。

 元アーセナルの選手が現在クラブに所属する選手を非難するのはプティ氏が初めてではなく、過去にはイアン・ライト氏らが選手たちのモチベーションに疑問を投げかけていた。

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