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「長友佑都は完全に構想外だったのに…」伊有名記者、スパレッティ効果に驚き

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インテルDF長友佑都

 イタリア人有名ジャーナリストのフランコ・オルディネ氏が27日、イタリアメディア『メディアセット』のサッカー番組に出演し、日本代表DF長友佑都の変貌に驚きを見せた。

 インテルは今シーズン、セリエAにおいて14戦無敗の好スタートを切った。25日のカリアリ戦ではドッピエッタ(1試合2得点)を記録し、チームを勝利に導いた主将のFWマウロ・イカルディについて、オルディネ氏は自身の見解を示した。イカルディはこれまで15ゴールをマークし、ラツィオのFWチーロ・インモービレと並び得点王争いでトップに立つ。しかしインテル躍進の最大の要因は指揮官にあると主張する。

「スパレッティがやって来て、イカルディが突然ゴールを挙げられるようになったわけではない。彼はこれまでも得点を決めていたよ」と述べ、昨シーズンは24ゴールを記録したエースストライカーのパフォーマンスは通常通りであると指摘した。

 一方、スパレッティの求心力がチーム全体に団結をもたらしていると強調。「問題の核心は完全にバラバラだったチームをスパレッティがまとめ上げたことだ」と述べ、昨シーズンの開幕後、オランダ人指揮官フランク・デ・ブール指揮下において、レギュラー組と控え組の間で溝が生まれるなど不穏な雰囲気が漂っていた頃とは大きく変化したことに注目した。

 長友については、「ユート・ナガトモは完全にチームの構想やプログラムから外れているように見えていたのに」と語り、スパレッティの下で重要性を増したことに驚きを見せた。また「機能するチームにおいてならアンドレア・ラノッキアも活躍できるかもしれない」として、次戦は累積による出場停止で欠場するDFミランダに代わり出場する可能性のあるCBに期待をかけた。

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