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色々ぶっちゃけるD・アウベス「イタリアサッカーのレベルは…」

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今夏ユベントスからパリSGに移籍したDFダニエウ・アウベス

 パリSGのブラジル代表DFダニエウ・アウベスが今夏ユベントスを去った理由について、イタリアではサッカーを楽しむことができなくなったからだと答えた。イタリア版『スカイ・スポーツ』で語った内容を『ESPN』が伝えている。

 2016年6月に8シーズン過ごしたバルセロナを離れ、2年契約でユベントスに移籍したD・アウベス。同年9月のセリエA第5節カリアリ戦で加入後初ゴールを挙げると、その後もチームに欠かせない存在として、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝進出やコッパ・イタリア優勝に大きく貢献した。しかし、充実したプレー内容とは裏腹に多くのストレスも抱えていたようだ。

「僕がユベントスに加入したのは、イタリアサッカーがもっと上に行けることを証明するためでもあったんだ。ただ、僕は理解されなかった。もっとやりたいとは思っていたけど、それは簡単なことじゃなかった。これまでいたチームのように、楽しくサッカーをすることができなくなったんだ。そのせいで負担も大きかった。だからユベントスでのキャリアを終えたんだよ」

 ブラジル代表DFはパリSG行きが決まる前、マンチェスター・シティに行くのではないかとの噂もあったが、現在はパリSGで楽しくサッカーをやれていると話している。「今はハッピーだ。自由にサッカーができるし、楽しむことができているよ」。

 新天地フランスでのプレーを謳歌するD・アウベスは最後に、「ユベントスもイタリアサッカー界も、変革が必要だということを理解してほしいと思う。イタリア以外のサッカー界はもう変わったのだから。イタリアのサッカーレベルは落ちているよ。ヨーロッパでイタリアサッカーが脚光を浴びることはもうない」と厳しく指摘した。

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