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川島永嗣は正GK懸けた大事な一戦も…メスはバロテッリ弾など3発食らい3連敗

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GK川島永嗣はは2試合連続で先発

[12.2 リーグ1第16節 ニース3-1メス]

 リーグ1は2日に第16節を行い、日本代表GK川島永嗣所属のメスは敵地でニースと対戦し、1ー3で敗れた。川島は2試合連続で先発出場している。

 前節・マルセイユ戦(0-3)で4試合ぶりに出場した川島。『Goal』によると、10月28日からチームを率いているフレデリック・アンツ監督はGKのパフォーマンスをチェックするためにトマ・ディディヨンを3試合、川島を前節と今節の2試合に先発させており、その内容を見て9日のレンヌ戦からGKを固定していくという。

 チームのために、そして自身のためにも勝利がほしい川島は前半22分、相手のロングフィードに判断良くPA外に飛び出してヘディングでクリア。直後にはFWマリオ・バロテッリがシュートを放つが、素早くゴール前に戻った川島がしっかりとボールをキャッチした。

 前半26分にメスは失点を食らう。右サイドを突破してPA右に入ったDFアルノー・スケが中央に折り返すと、FWアラサン・プリーがシュートを放つ。一度はDFがブロックしたものの再度放たれたシュートを防ぐことができず、ゴール右に吸い込まれ、ニースに先制点を奪われた。

 しかし直後の前半28分、右サイドから攻撃を展開するメスはMFルノー・コアドがクロスを高く上げる。すると、PA中央に待ち構えたFWノラン・ルーが強烈なヘディングシュートをゴール右に突き刺し、すかさずメスが1-1の同点に追いついた。

 勢いに乗りたいメスだが、後半に立て続けに失点してしまう。後半11分にPA手前のFKをバロテッリが蹴ると、壁になっていたDFムサ・ニアカテの背中に当たり、ゴール右に吸い込まれて2点目。同26分、MFアラン・サン・マクシマンがPA右から放ったシュートは今度はDFベノワ・アス・エコットに当たって軌道が変わり、ゴール左に3点目が決まった。

 後半の2失点でリードを離されたメスは1-3で敗れて3連敗。リーグ戦16試合1勝14敗1分で19位のアンジェと勝ち点10差をつけられたまま、最下位脱出の目途は立てられていない。

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