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浅野は途中出場も試合に入れず…ボールタッチは「1回か2回」

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FW浅野拓磨はなかなかチャンスに絡めなかった

[12.19 DFBポカール3回戦 マインツ3-1シュツットガルト]

 DFBポカール(ドイツ国内杯)は19日、3回戦1日目を行い、FW浅野拓磨の所属するシュツットガルトは敵地でマインツと対戦し、1-3で敗れた。浅野は1-2の後半27分から途中出場したが、8強入りは果たせなかった。

 チームが逆転された直後の投入に「『前に行け』と言われていたけど、チームとして難しくなっていたと思う。前を意識してもなかなかスペースがなかった」と振り返った浅野。なかなかボールに絡む場面もなく、「(ボールタッチは)たぶん1回か2回じゃないですか。分からないですけど、俺も全然触ってないなと思いながらやっていた」と、苦しい展開で見せ場をつくれなかった。

 シーズンはこれでウィンターブレイクに入る。リーグ戦は前半戦を終え、5勝2分10敗の14位。降格圏の17位ハンブルガーSVと勝ち点2差で折り返しを迎えた。チームは今季、1部に復帰。「1部に上がってから難しい戦い続いている。なかなか自分たちの思うようなサッカーができなかったり、今日みたいに、先制してもひっくり返されてしまうこともある。そこはやっぱり昨季とは全然違うなというのは思う」と率直に認める。

 浅野にとっても今季がブンデスリーガ初挑戦。その半年間を終え、「1部だからどうこうというより、チャンスはあった半年だった。それをモノにするのもモノにしないのも、本当に自分自身だなと感じている」と反省を込めて言った。

 前半戦17試合で15試合に出場したが、先発はそのうち7試合で、得点も1。「この舞台でできなくはないと思っているけど、もっと自信を持って『やれる』と言うためにはやっぱり結果が必要になってくる」。シーズンが終われば、ロシアW杯が待っている。「あと半年、まずは個人として結果にしっかりこだわってやっていくしかないなと思うし、チームとしてももっともっと全体的に良くしていけるようにがんばっていきたい」と決意を新たにしていた。

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