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“ミスター・インテル”が長友佑都を推す「彼なら違う働きができた。過小評価するな」

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“ミスター・インテル”が長友佑都を推す

 現役時代、“ミスター・インテル”と呼ばれたレジェンド、ジュゼッペ・ベルゴミ氏が17日、イタリアメディア『スカイ・スポーツ』の番組内で日本代表のDF長友佑都を推した。

 インテルは16日、セリエA第17節でウディネーゼと対戦するも1-3で敗れ、今シーズン初となる黒星を喫した。また今節において、上位のナポリとユベントスが勝利したため、インテルは首位から3位へと転落した。

 インテルOBのベルゴミ氏はウディネーゼ戦の敗因の1つとして、左サイドバックにDFダビデ・サントンを5試合連続で先発起用し、長友をベンチへ置いたことを挙げた。事実、サントンはこの試合においてVARからPKを献上するなど2失点に絡んだ上にミスが多く、イタリア主要紙の評価では軒並み最低点となった。

 また長友については実力が過小評価されているとして、シーズン開幕前から指揮官ルチアーノ・スパレッティが指摘していたが、“ミスター・インテル”も同意見だ。特にペリシッチとの連係が評価できると話している。

「ユート・ナガトモの重要性が過小評価されている。彼は試合において違った形で役割を演じることができる。ダビデ・サントンはこれまで良い試合もあったが、タイミングが違う。味方を追い越す動きをすることがないし、大体遠慮しがちにプレーしている。ただ与えられた任務をこなそうとするだけだ。一方、ナガトモは違った働きができる。もっとイバン・ペリシッチを活かせるプレーができる」

 ベルゴミ氏は第9節ナポリ戦(0-0)終了後にも、「苦しむ場面が全くなかった。重要な試合はナガトモがプレーしている」などと述べ、長友の重要性を説いていた。長友不在のインテルが初黒星を喫したことで改めて長友の起用を推した。

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