ハダースフィールドのDFマティアス・イェルゲンセンは20日、自身の公式ツイッター(@mzanka)を更新し、敵地で23日に行われるサウサンプトン戦に訪れるファンにビールをご馳走すると発表した。これが実現されれば、8000ポンド(約121万円)以上のプレゼントになるとイギリスメディア『BBC』が報じている。

　「ザンカ(Zanka)」の愛称で親しまれているイェルゲンセンは今季、地元デンマークのコペンハーゲンから加入。開幕戦から全試合に出場するなど、プレーオフでのプレミア昇格初年度ながら11位につけている躍進チームの中心選手となっている。そんな20日、「ザンカクロースがやってくる!」とツイートし、異例のプレゼント企画を発表した。

　投稿には動画が添えられており、イェルゲンセン自身が「あなたたちのサポートは本当に素晴らしい。今週末、サウサンプトンまで来てくれた人たちに、特別なプレゼントをしたいと思っている」とコメント。23日に行われるサウサンプトン戦のサポーターに、一足早いクリスマスプレゼントを贈るという。

　また、これをクラブの公式ツイッター(@htafcdotcom)が引用リツイートし、「ホームゲームで使用できるバウチャー(引換券)を配布する」と伝えた。なお、このバウチャーが使用できるのは、26日に行われるホームのストーク・シティ戦。イギリスではこの日、ボクシングデーによる休日となっている。

　記事によると、サウサンプトン戦が行われるセント・メリーズ・スタジアムは、ハダースフィールドのホームタウンから往復472マイル(約760km)。アウェーサポーター用には2596席が割り当てられる予定となっており、ビール1杯3.2ポンド(約485円)換算で8300ポンド(約125万円)になるという。

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