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バロテッリ、無給でもシティ入り熱望…一方「大好きだけど行きたくない」クラブは?

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FWマリオ・バロテッリがインタビューで本音を明かした

 ニースに所属する元イタリア代表のFWマリオ・バロテッリが、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じた。

 今シーズン、リーグ・アンで13試合に出場し10得点を挙げ好調のバロテッリ。所属先のニースとは今シーズンまでの契約となっており、もしニースがカップ戦の出場を逃がした場合、移籍が濃厚とされている。『ガゼッタ・デロ・スポルト』のインタビューにおいて、インテルやナポリへの加入を希望したほか、マンチェスター・シティへは無給でもプレーしたいと熱望したバロテッリだが、今夏の大型補強の効果が表れず、監督交代後も成績低迷が続くミランへの移籍を敬遠している。

「ミランは大好きだけど、今は非常に特殊な状況だ。自分が問題の原因だと感じてしまうので戻りたくない。救世主だと期待されて行っても、自分の責任以上の物を背負わされているように感じてしまうし嫌だ」

 またミランの選手とともにランチへ行くことを希望したものの、実現しなかったことを明かしている。

「(イニャツィオ)アバーテと話をして、チームの皆とランチに行きたかったけど、幹部から断られた。チームは今、合宿中だし、外部の人間はあまり歓迎されないのだろう」

 続いて60年ぶりとなるW杯予選敗退を喫したイタリア代表については、「選手は魂を込めてプレーしている様子が見えた。だけどスウェーデン相手に1点も取れないなんて、選手の問題とは言えない。別の何かが足りなかったのだろう」と振り返っている。

 自身はニースで活躍を見せながらも、当時の指揮官ジャンピエロ・ベントゥーラが「いつもオレを呼ばないための理由を探しているよう」に感じていたというバロテッリ。イタリア代表の窮地にも招集されず、GKジャンルイジ・ブッフォンに意見を求めていたことを明かした。

「ブッフォンに電話して彼の意見を尋ねた。話の感じからオレに対して反感を抱いている者はいないようだった。ジジは正直で率直な人だと思うし、何も隠したりしないと思う。だからもし問題があれば教えてくれたはずだと思う。代表でプレーしたことは僕にとって喜びだったし、今でも誇りであることは変わらない。自分のキャリアにおいて最高の試合もアッズーリのユニフォームを着てだったと思う。将来、招集されることを望んでいる」

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