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ガットゥーゾ・ミランは2連敗…2試合連続ノーゴールで決定力不足が露わに

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ミランは今季2度目の連敗を喫した

[12.23 セリエA第18節 ミラン0-2アタランタ]

 セリエAは23日に第18節を行い、ミランはホームでアタランタと対戦し、0ー2で敗戦。ミランは今季2度目の連敗で8敗目となった。

 前節・ベローナ戦(0-3)で就任後初黒星を喫したガットゥーゾ監督。MFスソが後半アディショナルタイムにレッドカードを受けたため今節は出場停止になり攻撃の核を欠いた状況で、4-3-3の布陣を敷いて、前線にはFWニコラ・カリニッチ、FWファビオ・ボリーニ、FWパトリック・クトローネを置いた。

 ミランは前半14分、右サイドのMFフランク・ケシエのアーリークロスからファーサイドのクトローネが触り、最後にMFジャコモ・ボナベントゥーラが押し込んでゴールネットを揺らす。しかし、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の確認によりクトローネのハンドが確認されノーゴールとなった。

 すると、前半32分にアタランタに先制を許す。MFアレハンドロ・ゴメスのFKからDFマッティア・カルダーラが頭で合わせ、GKジャンルイジ・ドンナルンマがはじいたところをMFブライアン・クリスタンテが押し込んだ。

 後半に入っても同点に追いつけないミラン。しかしアタランタが後半19分に3試合連続ゴール中のMFヨシプ・イリチッチを投入すると、流れはアタランタに傾く。同26分、カウンターを仕掛けるアタランタは左サイドからMFレオナルド・スピナッツォーラがグラウンダーの速いクロスを送り、PA中央に入ったイリチッチが4試合連続ゴール、今季リーグ戦5点目となる勝ち越し弾を豪快に押し込んだ。

 ミランは0-2でリーグ戦2連敗。加えて2試合連続で無得点と決定力の低さを露呈し、ホームのサポーターからは大ブーイングを浴びた。27日にはコッパ・イタリアの準々決勝でインテルとのミラノダービーに挑む。

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