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クラシコ完敗のレアル、ジダン「誰もがリーガは終わったと思うだろう…」

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クラシコで完敗を喫したレアル・マドリージネディーヌ・ジダン監督

 23日に行われたリーガ・エスパニョーラでバルセロナをホームに迎えたレアル・マドリーは0-3の完敗を喫した。この結果、勝ち点45で首位のバルセロナと勝ち点31で4位のレアル(1試合未消化)との勝ち点差は「14」まで広がっている。

『BBC』によると、ジネディーヌ・ジダン監督は「責任は私にある。誰もがリーガはもう終わったと思うだろう。だが、私はそうは思わない」と気丈に語っている。

 前半は、ホームで白星をつかみ取りたいレアルが主導権を握って試合を進めたものの、バルセロナゴールをこじ開けられず。0-0のまま後半を迎えると、同9分にカウンターからFWルイス・スアレスにネットを揺らされてバルセロナに先制を許してしまった。

 ジダンが「最初の失点は私たちのミスによるものだ。あれから試合展開が変わってしまったよ」と語るように、同18分にはMFパウリーニョのシュートをPA内で手で止めてしまったDFダニエル・カルバハルが一発退場となって数的不利に。さらに、このプレーで与えたPKをFWリオネル・メッシに沈められてリードを2点差に広げられてしまった。

 カルバハルが退場する前には、MFガレス・ベイルとMFマルコ・アセンシオの交代の準備が整っており、2人はタッチライン際でプレーが止まるのを待っていた。しかし、カルバハルの退場により、FWカリム・ベンゼマに代えてDFナチョ・フェルナンデスを投入せざるを得なくなり、「退場者が出たことで、プランがすべて崩れた」と嘆く。

 後半アディショナルタイムにはDFアレイクス・ビダルにダメ押しゴールを奪われ、0-3の完敗。「こんなふうに負けるべき試合ではなかったが、それもサッカーだ。こういうことも時として起こりうる」と敗戦を受け入れつつ、「後悔はしていないし、これからも方針は変えない。そしてレアル・マドリーは決して諦めない」と逆転優勝を諦めることはないと強調した。

 レアルは年明けの1月7日に行われるリーガ・エスパニョーラ第18節で、セルタのホームに乗り込む。

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