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3日の伊杯トリノダービーで珍現象…実況なし映像だけの放送になるワケは?

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今季第6節のトリノダービーはユベントスに軍配

 1月3日、イタリア国営放送の『Raiスポーツ』に所属するジャーナリストがストライキを行うため、同日に開催予定のコッパ・イタリア準々決勝ユベントス対トリノ戦は実況および解説なしで放送される。イタリアメディア各紙が報じた。

 先日、『メディアセット』がイタリア民放として初めて国内のW杯独占放映権を獲得。来年6月14日に開幕するロシアW杯の64試合を放送することが決定した。一方、長い歴史において今回、初めてW杯の放映権を逃した『Raiスポーツ』では、所属するジャーナリスト120名が抗議。1月3日にストライキを行うことを発表した。

 この影響から同日に開催されるコッパ・イタリア準々決勝のトリノダービー、ユベントス対トリノ戦の放送で異変が起こる。イタリア国内において、同試合の中継は『Raiスポーツ』が担当しており、ストライキのため実況アナウンサーや解説者、ピッチ脇のリポーターが全員不在となる。このため映像は通常通り中継されるものの、放送はコメントなしで進められる。試合前や試合終了後のインタビューも実施されない見込みとなっている。

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