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前代未聞の報復行為の代償…フランス協会、選手蹴って退場させた主審を謹慎処分に

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トニー・チャプロン主審は謹慎処分に

 フランスサッカー連盟(FFF)は15日、トニー・チャプロン主審に対する処分を発表した。

 14日に行われたリーグ1第20節のナント対パリSGで主審を務めたチャプロン氏は、後半アディショナルタイムにナントのDFディエゴ・カルロスと交錯し、転倒した際にD・カルロスの足を蹴った。さらにイエローカードを提示し、D・カルロスは2枚目のイエローカードで退場となっていた。

 この“暴挙”がSNSなどを通じて話題となり、FFFも重く受け止めて素早く対応。チャプロン氏は、17日に行われる第21節アンジェ対トロワ戦の主審を務める予定だったが、担当から外れることが決まった。さらに、懲戒委員会にすぐさま召集される予定で、FFFから追加の発表があるまでチャプロン氏は審判を担当することはないという。

 なお、退場処分が言い渡されたD・カルロスのイエローカードは取り消しになることも合わせて発表。これにより、17日の次節トゥールーズ戦に出場可能となった。

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